12歳よりフルートを小澤美枝子氏に師事、16歳よりテナーサックスを独学で始める。大学在学中より宮ノ上貴昭&スモーキン、池田芳夫カルテットなど、ジャズシーンに頭角をあらわす。90年にバークリー音楽大学より奨学金を得て渡米。ボストンで2年過ごした後、ニューヨークにて様々な演奏活動を経験。この間、ババ・オラトゥンジ率いる「DRUMS OF PASSION」にゲストソロプレイヤーとして参加。帰国後は、自己のバンド「KAIMA」を率いる他、小林陽一グッドフェローズ、向井滋春、酒井俊、綾戸智絵、akiko、オレンジペコー等、様々なセッションで演奏する他、中川ひろたか、SMAP、中島美嘉、sowelu、平井堅等のレコーディングにも参加。リーダー作CDには"KAIMA", "PRIVATE", "punch!"があり、その他「テナーサックスのしらべ」、「WE LOVE HORNS」、「超絶テナーサックス」の著書がある。現在はサックス4人のアンサンブル”サキソフォビア”を中心に活動。
サキソフォビア「Nocturne 」 2018-11-21
デクスター・ゴードン
(ハービー・ハンコックの"Takin' Off" を毎日繰り返し聴いていたから)
影響を受けたアルバム渡辺貞夫
『My Dear Life』
■ケア・メンテナンスの仕方年に2、3回は調子が悪くなくてもリペアに行くことにしています。転ばぬ先の杖と言うか、本番中に調子が悪くなると困るので。それと最近は緑川くんを見習って、タンポの水分をマメに取るように心がけています。(「JAZZ STANDARDS FOR SAX QUARTET vol.2」より抜粋)
■リードの保存方法今は演奏が終わったらマウスピースを掃除して、リードも拭いて湿りを取ってからまたマウスピースに付けた状態にしています。(「JAZZ STANDARDS FOR SAX QUARTET vol.2」より抜粋)
■印象に残っている演奏宮之上貴昭&SMOKIN'
(1988年 インド、ボンベイ(ジャズ・ヤトラ))
■よく行う練習について横隔膜を鍛える“エアー・タンギング”という練習をしています。タンギングをしないで「フッフッフッ」って息の力だけでスタッカートがなるべく大きく、鋭くできるようになる、いわゆる筋トレ。横隔膜の筋トレですね。それと“オーバー・トーン”。倍音を出す練習です。(「JAZZ STANDARDS FOR SAX QUARTET vol.2」より抜粋)